アラフォー 女の生々しい話(色恋あり)

周りには内緒にしておきたいことを書きます。

子供の教育費、考えちゃうワ

貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記

貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記


彼女の本は読んだ事がないのだけど、このエッセイを読ませてもらった。

母子家庭と言える境遇。
息子に手を焼く時がある。

そんな自分との共通点がきっかけだ。

こんな人も居るんだなと見聞が広がった。なんだか落ち着かない時間に気分転換に読み進めたら、あっという間に読み終わった。

思う事は色々あったけど、ペットの医療費や子供の教育費などお金に関する赤裸々な話し、支払いが出来なくなった時にどうなって行くのかが大変勉強になった。

普通のママトークじゃ出てこないもん。

子供の教育費の事は特に意識させられた。

柳さんはお子さんお一人だけど、私は二人いるぞ、ってことは倍の教育費がかかる訳で… 漠然と不安になった。その横で明日に備えて寝なければならないのに、こっそりDSしている息子を発見。叱りつけちゃった。

息子が将来稼げない人になるのではないかと心配。このまま遊び惚け、いざ本人が進学したい時に、学力をつけようとした時に、私に経済力があるのか心配。私の不安で叱られる息子はちょっと不憫かもしれない。

でもしょうがない、私は不安なんだもん。

息子には人の弱さを受け入れられる人になって欲しい。自分の弱さを隠す為に人を論破して保身するような男にはなって欲しくない。弱いところがあっても良い。

肉体的に勝る男が、精神的にも女に勝とうとするのが私は嫌いだ。


話しはそれたけど、読んだ事で、子供の為にお金についてより真剣に考えました。

喉元過ぎるとすぐ忘れちゃうんだけどね。